協会のご案内

理事長ご挨拶
  この度、第8期・9期の理事長に就任いたしました諏訪部弘之と申します。当協会では、理事選出の透明化を図るため、立候補制により理事を選出しております。令和5年6月3日の総会において、立候補者の承認がなされ、新たな理事体制となりました。総会終了後、新体制での第1回理事会が開催され、引き続き理事長に選任いただきました。歴代の理事長は、「高い倫理観をもち、利用者の立場にたったケアマネジメントを実践すること」「質の高い介護サービスやインフォーマルサポートなどの支援が利用できるようにすること」という協会理念を中心に協会事業を展開されており、私もこの想いは引き続き大切にしていきたいと思っております。
 新型コロナウイルス感染症への対応はまさに特徴的でしたが、2000年に介護保険制度が始まった当初に比べ、私たちの日々の業務は複雑・多岐にわたるようになりました。介護支援専門員である私たちは、このような変化に日々ついていくのも大変な状況だと思います。今後、高齢者人口は増え続けますが、働き手人口は減っていきます。たとえ大変な時代だとしても、私たちは専門職として利用者・家族に寄り添い、一定の援助の質を保てるような工夫をしていかなければなりません。神奈川県介護支援専門員協会は、県域を対象とする職能団体として次の3点について取り組み続けてまいります。
 
1.地域単位では解決が難しいことを集約し、県単位の職能団体として、介護支援専門員を取り巻く課題に対応していく
2.時代の流れでもあるICTやDX(デジタルトランスフォーメーション)、科学的な介護といったテクノロジーへしっかりと対応していく
3.制度が複雑化する中においても、生活支援者という視点から援助の質を落とさないような取り組みを続けていく
 
協会は会員の皆様と共に活動していく場です。これからも、皆様と一緒に活動し、ご協力を願いながら、神奈川県の介護支援専門員の資質向上を目指していきたいと思います。今後ともご支援ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
 
 
理事長 諏訪部 弘之
令和5年6月3日

 

設立趣旨

これからの超高齢社会において、一人ひとりの高齢者等が身近な地域で豊かな自立した生活を送るためには、要介護等の状態になった場合に、生活全般を支える質の高い介護サービスが利用できることが大切です。

そのためには、介護支援専門員が高い倫理観を持ち、利用者の立場にたった質の高いケアマネジメントを実践することが求められます。

こうした理念を実現するためには、自治体や関係団体との連携・協力のもとに保健・医療・福祉のチームケアを推進するとともに利用者本位の介護支援専門員を養成し、利用者を支えるネットワークを構築する必要があります。そこで、県内で活動している介護支援専門員とその活動を支援する個人及び団体が中心となって、こうした取り組みを推進する組織として神奈川県介護支援専門員協会を設立するものです。
「質の高いケアマネジメントの実現のため、保健・医療・福祉のチームケアの推進等に関する事業を行い、要介護者等の生活全般の支援に寄与する」ことを組織のビジョンとして、次の事業に取り組んでおります。
  1. 介護支援専門員生涯研修体系構築・推進事業
    資質向上を実現できる研修体系構築の検討、研修の実施・支援を行う。
  2. 研修事業
    資質と支援能力向上を目指す各種研修を協力団体と連携を図り実施。
  3. 神奈川県介護支援専門員研究大会
    ケアマネジメントの質の向上のため、学術大会の開催。
  4. 地域連携事業
    地域で活動している介護支援専門員関連団体との連携を図る。
  5. 広報・出版事業
    機関誌、ホームページの活用による関する情報提供を行う。
  6. 制度改正・調査研究事業
    介護支援専門員の働く環境の整備と地位向上を図るため、実態調査を行い、介護保険制度に反映させるため、関係機関へ提言を行います。
  7. 協力団体会員会長会議の開催
    市町村介護支援専門員関連団体との連携・協働等を推進・検討する。
  8. 災害支援事業
    自然災害で被害を受けた被災地の支援を現地機関等と連携して行う。
  9. 一般社団法人日本介護支援専門員協会との連携
    介護支援専門員全国団体の神奈川県支部として連携を図る。

公開情報

令和4年度事業報告

令和4年度事業報告(466.8KB)

令和4年度決算報告

令和4年度決算報告(480.8KB)

令和6年度事業計画

令和6年度事業計画(457.2KB)

令和6年度予算書

令和6年度予算書(244.9KB)